BIWAKO DAUGHTERSなるお店を発見してしまいました!すごくおしゃれで、琵琶湖で獲れる魚等を使って加工食品を販売しています。
お店の外観や内装、販売している加工食品の瓶詰めやパッキング等もすごく凝っていて、なかなかこれまでは無かったコンセプトのお店ではないでしょうか?関西ローカルの人気テレビ番組にも紹介されて、多くの人が訪れたようです。
全てが妥協なくしっかり
オフラインのコンセプトだけではなく、オンライン上でのブランディングやマーケティングもしっかりされています。
FacebookやInstagramのアカウントも運用されており、オンラインショップはBASEで運用されています。
インスタ映えする写真を最近ではインスタジェニックと言うらしいですが、ふなずしの色や形は、まさにインスタジェニック。
1000年前の近江の人々も、まさかインスタグラムでふなずしがプロモーションされるとは夢にも思っていなかったでしょう。
琵琶湖のほとりのおしゃれな湖魚のお店
琵琶湖で獲れる湖魚で作る佃煮等を、若者にも届けたいという想いの下、アメリカにある古い港町をコンセプトに店舗は設計されているようです。
もともとあった倉庫をリノベーションしてお店にしたようで、設計/デザインは、エイトデザイン株式会社。名古屋にあるリノベーション専門の店舗やオフィス設計等のデザインを手掛ける事務所のようです。
ロケーションは野洲駅から車で約20分の琵琶湖の近く。近くにはマイアミビーチという滋賀県民なら誰もが知っているキャンプ場があります。
京阪神方面からマイアミビーチにキャンプに来られる方等は、琵琶湖ドーターズでふなずしを買って、夜はビーチでふなずしを肴にワインを呑む等もよいのではないでしょうか。
湖岸道路沿いなので、ドライブがてらにちょろっと立ち寄るとかも可能です。
- 滋賀県野洲市菖蒲230
- 営業時間:9:00-17:00
- 定休日:水曜日
- 電話:090-2101-8604
お店の評判は?
食べログの口コミ等を見ても、すごく好評のようですね。見聞きはしたことがあるけど、実際に食べたことのないふなずしが食べられるということもあって、ふなずしに興味のある県外の方々もたくさん訪れているようです。
ふなずし、エビ豆、あゆ煮、うろり、モロコ等、平和堂の食品売り場に大量に陳列されているような、滋賀県民なら誰もが知っている庶民の味が、本当におしゃれに商品化されていて、かなり新鮮です。
滋賀県民が日常の食卓にならべるおかずとしてこのお店で買い物をするかは微妙ですが、観光客向けには絶対おすすめのお店ですよね。
ふなずしなんて、売っているところを簡単に見つけることもできないし、カジュアルに食べられるものでもないので、それをこういうおしゃれなお店で綺麗にパッキングして観光客向けに提供するというのはすごくよいことなのではないでしょうか。
このお店をきっかけに日本全国、いや世界中にふなずしのすばらしさが広まっていけばいいですよね。
どんなふなずしが売られている?
ちなみにこのお店で売られているふなずしは、一尾1620円と、非常にリーズナブルな価格です。
フナは何を使っているかが書かれていないのですが、ニゴロブナだと一尾1620円というのはほぼ不可能なので、ゲンゴロウブナや銀ブナ等の他のフナか、琵琶湖以外の場所で養殖されたフナとかでしょうか?気になるところです。
いずれにしても、ふなずし入門者としては十分すぎるくらいのお店です。