実際に訪れてふなずしを店頭で食べたり購入できるスポットです。
ふなずしは漬け方や用いる素材、熟成させる環境等によって味や風味も異なってくるので、やはり実際の店頭でお店の人に質問しながら購入するのがおすすめです。
また実際のお店を訪れて周囲の環境を知ることにより、ふなずしが滋賀で1000年以上作り続けられている理由を知ることができると思います。
ドライブで滋賀近辺に行くことがあれば、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
実際にお店を訪れる前には電話で営業時間等を確認して訪問しましょう。
お店によっては見学や本漬け体験等のプログラムをやっているところもあります。
いつ行くのがいい?
ふなずしは発酵食品である為、時間をかけてつくりあげられていきます。そのため、季節によって様々な側面があるので、訪れる時期によって色んな事が体験できるかもしれません。
初春:2月末~5月
ふなずしにとっての初春は、琵琶湖で獲れた新鮮なニゴロブナをその日のうちに下処理して塩切をする季節です。
運がよければ塩切の工程を見せてもらえるかもしれません。
初夏:7月末~8月
ふなずしにとっての初夏は、本付けのシーズンです。
夏の土用の暑い時期に塩切したフナをごはんと一緒に樽に漬けていく本漬けを行います。
毎年の気候によって様々ですが、主に梅雨明けの晴れた暑い日に本漬けは行われます。
初秋~冬:11月~3月
夏に漬けておいたふなずしが熟成されて食べごろになる時期です。
滋賀ではこの季節に、夏に漬けたふなずしをお正月のおもてなしとして漬け樽から取り出しておもてなしをします。
こんな季節だからこそ、その年に漬けたおいしいふなずしと巡り合えるかもしれません。